Windows XPのサポートの本来のサポートはもう終わってしまいました。
でも、非公式ながら、Windows XPをもとに作られた違うオペレーティングシステムならまだアップデートを貰えるんです。その名も、Windows Embedded POSReady 2009。
Windows Embedded POSReady 2009はWindows XP SP3をもとに作られており、一つ前のPOS用のWindows Embedded for Point of Service V1よりもっと多くの機能を詰め込んでいるバージョンです。
Windows Embedded POSReady 2009はメインストリームサポートはWindows XPの時と同じように2014年4月に打ち切られましたが、延長サポートは2019年の4月まで、あと5年あります。
Windows Embedded POSReady 2009は前述のとおり、Windows XP SP3をもとに作られておりますので、理論的にはWindows XP様のアップデートが使えるはずです。しかし、Windows Embedded POSReady 2009様に作られたアップデートはMicrosoft社はWindows XPで問題なく動くとサポートしていませんので、自己責任になります。
Windows Embedded POSReady 2009にしてみるには、
もし、自己責任で自分のWindows XPにWindows Embedded POSReady 2009のアップデートを適用したいのであれば、以下のコードを試してみてください。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\WPA\PosReady] "Installed"=dword:00000001
上記コードを使うには、
- 上記コードをテキストエディターへ保存し、
- ダブルクリックしてレジストリーに書き込み、
- 再起動し
- Windows Updateを開いてみる。
- もしくは、画面右下に黄色い盾が表示され、Windows Updateがダウンロードを終了するのを待ってからインストールを行う。
Windows Embedded POSReady 2009はWindows XP SP3をもとに作られていますがPosReady端末を利用していない限り、Microsoft社からの正式なサポートは一切ありませんので自己責任で行ってください。
また、このレジストリーアップデートが適用できるのはWindows XP 32ビット用のみです。64ビット用のWindows XPでは使えません。
旧タイトル:2019年までWindows XPをアップデート:非公式
現在Windows XP SP3でWindows Updateを行うとどうなるか?
2019年5月30日、Windows XPの延長サポートが切れてから既に5年2か月。
Windows XP
- 最終安定板:5.1 Service Pack 3 (Build 2600);2008年4月21日
- 延長サポート終了日:2014年4月8日
現在Windows XP SP3においてスタートメニューからWindows Updateを行ってもエラー画面に変わるだけです。
したがって、Windows Updateを行いたい場合は画面右下に表示される黄色い盾のマークが表示されるのを待つか、手動でどこかしらから自分のWindows XPの環境にあったアップデートを探してインストールをするしかありません。
なお、VM上でWindows XP SP3を新規にインストールし、ネットにつないだままWindows Updateを待っていたら124個のアップデートがダウンロードされていました。
Windows Embedded POSReady 2009は2009年3月10日から2019年4月9日にサービスが終了してしまいましたが、Windows XPのサーバーは今のところまだ稼働しているみたいです。
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