データのバックアップ方法一覧

ここ最近では「WannaCry」と「GoldenEye/ExPetr(NotPetya)」というランサムウェア等が猛威を今年は振るっていましたが、2017年秋の流行としては「Bad Rabbit」というランサムウェアがロシアや東ヨーロッパで猛威を振るっており、主に企業を狙っているみたいです。まるでインフルエンザみたいな言い方ですね。

もちろん、脅威としては朝鮮半島のミサイル、近年荒々しさを増している自然災害等多岐にわたり、戦争が起こったとしたら朝鮮半島からの武装難民が着たりするかもしれないので何とも言えませんが、大切なデータであれば常にバックアップは取っておくべきでしょう。人と人との間の信用と同じに築くのは長い時間がかかりますが、壊すのは一瞬です。データも同じく築くのは時間がかかりますが、壊すのは一瞬です。

2年前に私の知人であり現在は自営業として働いており、昔は企業のIT担当者だった人も「Crypt0L0cker」ウイルスに感染してしまい身代金を要求されましたがその後どうなったのか。

バックアップ方法の種類

さて、本題ですが、データのバックアップ方法として以下があります。

  1. ローカルHDDへのバックアップ(内蔵HDD)
  2. ローカルHDDへのバックアップ(外付けHDD)
  3. ローカルNASへのバックアップ(同じOS)
  4. ローカルNASへのバックアップ(違うOS)
  5. ローカル保存できる物理的なバックアップ(読み込み専用)
  6. 同地域のクラウドへのバックアップ
  7. 遠隔地のクラウドへのバックアップ
  8. 遠隔地に保存しておく物理的なバックアップ(読み込み専用)

まぁ、ほかにもあると思いますが、大体はこんな感じでしょう。

1. ローカルHDDへのバックアップ(内蔵HDD)

一番簡単な方法ですが、感染したPCにつながっていたりするとランサムウェアにかかった場合、一番最初に死ぬ場所です。お勧めは基本的にはしませんが、間違ってファイルを削除してしまった場合等の時にはすぐに復活できる手っ取り早いバックアップ方法です。

2. ローカルHDDへのバックアップ(外付けHDD)

上の内蔵HDD内蔵へのバックアップよりはいくらかマシですが、感染してしまったときにつないでいたりしていた場合、一緒にアウトです。バックアップの時だけ繋いでおくようにすれば多少は安心でしょう。天変地異や火災等いざとなったらすぐに持ち運びはできるのでよさそうですね。ただし、HDDって精密機器ですし、動く部本が使われていますので衝撃に弱かったりするのでいざというときは、丁寧に扱ってあげましょう。

3. ローカルNASへのバックアップ(同じOS)

NASとはNetwork Attached Storageの略で同じネットワーク越しの外付けHDDという感じです。ウイルスの種類によっては内蔵HDDへのバックアップとほぼ変わらない状態で感染してしまいますが、感染したパソコンだけを破壊するウイルスであれば問題はありません。ただし、感染したPCが例えばWindowsであり、NASのOSもWindowsであった場合、最近のウイルスは高確率で感染させていくと思われます。

4. ローカルNASへのバックアップ(違うOS)

上記のNASへのバックアップでは同じWindows OSでしたが、感染したPCがWindows OSでNASがLinuxや独自OSの場合、感染する確率が低くなります。一般的なウイルス作成者は同じOSをターゲットとしているので、わざわざネットワーク内の違うOSを感染させようとするならばそのウイルスの出来や感染ルートを高めるでしょうからね。

5. ローカル保存できる物理的なバックアップ(読み込み専用)

ローカルに保存できるメディアとして現在一般的にあるのはSDカード、DVDメディア、Blu-Rayメディアが一般的で企業であればテープドライブやHDDドライブへ直接バックアップするという事もできるが、ここでは読み込み専用という事なので、テープドライブやHDDドライブは除外し、SDカード、DVDやBlu-Rayメディアへのバックアップを想定する。

他と同じくデータがある場所で火災があれば最悪ここでバックアップしたメディアも消失してしまうが、文書と同じく、今は使わないが使うときが来るかもしれないということでバックアップとしてフォルダーやバインダーに挟んで保存しておく使い方があるだろう。

6. 同地域のクラウドへのバックアップ

同じ社内・自宅でのバックアップ、ローカルHDD、NASへのバックアップが不安であればクラウドへバックアップという手段があります。この同地域へのクラウドのバックアップというのは、広い意味がありますが基本的には同じ言い方として東京都新宿区にオフィスを構えており、隣の中野区にバックアップ先があるというものです。

どういう意味かといいますと、一般的にはあまり考えたくはありませんが新宿区で大規模火災があり、それが中野区まで広がり、バックアップ先がある中野区のデータセンターやPCも火災の被害にあってしまったという事です。

もちろん、これではバックアップをクラウドに取っていたとしてもお隣の家にデータを預けているのと同じです。しかし、日本でクラウドにバックアップをしたい場合速度の速さから日本列島のどこかにデータセンターがおいてあるクラウドのバックアップ先を置くことが多いものです。また、日本語でアクセスできたり、日本語でのサポートを重要視する場合は日本国内にそのバックアップ先がある事が多いです。

ちなみに、クラウドとはここ10年くらいで一般受けがいいように使われてきた言葉ですが、その前は「クラウドへのバックアップ」という言い方では「インターネットへのバックアップ」等と言われていました。同じ商品を売っていたとしても、名前が違うだけで売れ行きが違ったりしますからね。

7. 遠隔地のクラウドへのバックアップ

ここから多少一般ユーザーにはハードルが上がってきます。というのも、遠隔地へのクラウドのバックアップというのは日本国内ではなく、日本国外を意味しているからです。従ってサービスを利用する為には日本語以外を利用しなくてはならず、速度面に関しても日本国内から日本国内へアクセスするのと違い、遠ければ遠いほど速度が落ちます。

しかし、上記の「同地域のクラウドへのバックアップ」と違い、何かあったときに遠くにデータが置いてあるのでもし被害にあったとしても遠隔地のデータは無事なわけです。

もし、日本から遠隔地のクラウドを利用してセキュアなクラウドへのバックアップを探すのであればアジア圏ではなく欧米諸国のどこかのサービスを利用すると良いでしょう。以下はよく知られているクラウドストレージですが、サービスによっては海外にあると思っても意外と日本国内にサーバーがあったりするのかもしれないのでそこんとこは良く調べてみましょう。

  • Amazon Drive
  • Dropbox
  • Google Drive
  • Mega
  • OneDrive
  • SugarSync

8. 遠隔地に保存しておく物理的なバックアップ(読み込み専用)

どこか海外に拠点や安心できる友人がいるならばそこに読み込み専用のバックアップメディアに書き込んだ重要データをいざというときの為に保存しておいてもらうのも手の一つです。もちろん、そのまま読み込めるだけではやはり安心できないのでバックアップメディアに書き込む内容は全てパスワードで暗号化したりしておいた方が安全でしょう。

総評

上記の一覧は上が一番簡単で手っ取り早く、下に行くほど面倒が多いがその順でいざというときのセキュリティーへの対応度が違ってくる。

パソコンではない例で例えるなら一番下の「遠隔地に保存しておく物理的なバックアップ(読み込み専用)」は世界中の種子を保存している「スヴァールバル世界種子貯蔵庫」と同じようなものです。いざというときの為にそこにあずかっておき、そのときが来たらしかるべき人がその種子を使う事を想定している。

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