バイナリ差分作成パッチ用ソフト

テキストではない、バイナリフォーマットのファイルの差分を作りたかったのですが、これが以外にも良いソフトが存在しない事に落胆しているところです。

近年、ファイルサイズが増大し、メガ単位、ギガ単位となっており高速インターネットが発達したといってもまだまだLAN内でファイル交換できるように手軽ではない。なので、差分ファイルを作成する時は高速かつ、パッチサイズが小さい事が良い差分作成ソフトの条件だと思います。下記に記すソフトはそれぞれの差分ファイルを作成した時のメモです。

この実験では、あるCDアルバムをPCへMP3として取り込みメタデータ(ID3タグ)を編集・追加後に差分ファイルを作成。CDからPCへの取り込み方法はAppleのサイトを参照。

  • 作成に使用したソフト:iTunes 12.4.1 x64
  • 取り込み用の設定:mp3 320k(MPEG1.0 Layer3 320kb/s 48000Hz J-Stereo)
  • ID3タグ(ID3v1、ID3v2)編集ソフト:mp3infp
  • 使用PC:Windows 8.1 x64 日本語版、16GiB、2.0TiB HDD
  • 差分ファイル作成時の設定:すべてのソフトにおいてデフォルトであり、同じHDD内に元ファイル、編集後ファイル、差分ファイルが作成、生成されている。
  • 差分元ファイルについて
    • 元mp3ファイル群:137 MB (143,941,262 バイト)
    • 差分元zipファイル群(無圧縮):137 MB (143,945,818 バイト)
    • 差分元zipファイル群(圧縮):136 MB (143,111,443 バイト)
      • 圧縮時に使用の設定:7-Zip 16.02 x64 圧縮フォーマットZip、超圧縮、Deflate、32KB、ワードサイズ128、CPUスレッド数8/8、パスワード無し、書庫サイズ未指定。
  • 差分先ファイルについて
    • 差分先mp3ファイル群:137 MB (143,949,318 バイト)
    • 差分元zipファイル群(無圧縮):137 MB (143,953,874 バイト)
    • 差分先zipファイル群(圧縮):136 MB (143,112,455 バイト)
      • 圧縮時に使用の設定:7-Zip 16.02 x64 圧縮フォーマットZip、超圧縮、Deflate、32KB、ワードサイズ128、CPUスレッド数8/8、パスワード無し、書庫サイズ未指定。

WDiff 1.10

総評:高速なときもあれば遅い時もある。

ZIPで無圧縮にまとめた場合、ファイルサイズが多少大きくても非常に高速に処理できた(作文作成実行時)。しかし、ZIPで最高圧縮時の場合、ファイルサイズの大きさにかかわらず、非常に遅かったので、mp3程度の差分ファイルなら無圧縮ZIPで区分作成で処理した方が良いかもしれない。

差分ファイル作成方法

「差分ファイル作成元」に元ファイルを設定。「差分生成先」に変更したファイル。「差分ファイル」に作成する差分ファイルを設定。差分ファイル作成後、ファイルメニューから「自己展開32bit」を選択。すると、差分ファイルのWDFから自己解凍できるEXEファイルが生成される。

注意事項

もともとWindows 3.1、95、NT用として作られており、今の時代にはあっていません。そのせいか、バイナリ差分ファイル作成exeが16ビット用と32ビット用しかなかった。もちろん現代において必須の64ビット用はありません。しかし、使い方次第では高速に差分ファイルを作成する事は可能なので、要実験です。

インストール時にWDiff用の「バイナリ差分自動更新モジュール」はアンチウイルスソフトにて引っかかりましたが、アンチウイルスソフトとしては、こういうexeに巣食うタイプのウイルスとして誤検知してしまったみたいです。

テスト

4.4GiBの動画をちょこっとだけ編集し、差分ファイルを作成。差分ファイル作成に約1時間4分かかった。パッチも300MiB少々の大きさだった。

差分ファイルの作成は問題なく行えたが、動画に差分ファイルパッチを充てると、1秒足らずで終了するが、300MiBちょっとしかファイルが生成されない。差分ファイル処理の仕方が4GiBの制限に引っかかっているのだろうと思われる。

 差分ファイル作成ツール(File Diff Patcher) 0.07

総評:遅い&使う意味が見つからない。

数メガのファイルであれば、マシンパワーが足りていれば問題なくモニターの前で待っていればよいが、百メガだと珈琲を入れてくる余裕は必要になる。

違うソフトのWDiffで4.4GiBの動画の差分ファイル作成処理を行ったところ、差分ファイル作成になんと、8時間25分かかった。そして、ファイルサイズも差分容量だけではなく、5GiB超えのサイズで差分ファイルを作成する意味が全くなくなるという始末。

暇を見つけては実験しますね。何か良いバイナリ―差分ソフトあれば「お問い合わせ」のところから教えてください!

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