100MBか1GBのスイッチングハブのどちらを使うべきか?

LSW4-GT-16NSR Gigabitスイッチングハブ

現在の我が家にあるスイッチングハブは10/100Mbpsのものです。JFS524の北米モデルのJFS524NAというNetgear製のそれなりに古いものではありますが、24時間つけっぱで、いつも使っているポート数が最大で8ポートしか使わないのでもっと消費電力の低い他のスイッチにしようかと検討していた。

そこへ今回勢いで買ってしまった、Buffalo製のLSW4-GT-8NSが手元にあるのでそれを使うことに。

Netgear JFS524 @24ポート、最大15W
Buffalo LSW4-GT-8NS @8ポート、最大5W

もともと10/100Mbpsの製品と1GBpsの製品を比べると事もおかしいのだが、ポート数も違えば消費電力も違うのは当たり前だと思う。

ただ、今回注目したいのはそんなことではなく、LAN環境が100MBpsしかでない環境でも、1Gbpsのハブを使うことで100Mbpsの環境下で多少なりともスピードアップするのが確認できたからである。まぁ、元々JFS524のスループットがわからないので何とも言えませんが、スピードアップが確認できたので。

もちろん、最大で100Mbpsなのだからちょっとネットワークの速度が上がったとしても高が知れているのだが、暇人の検証を以下に記す。

まず、使用しているLANの環境は以下になる。

ルーター
 |
スイッチングハブ
 |    |
PC1   PC2

ここで注記するべきことといえば、スイッチングハブとPC1の優先ケーブルはCat-5eの4対8線のケーブルを使い、スイッチングハブとPC2の優先ケーブルは2対4線(*1)の電話線を使っているため、10/100Mbpsの速度しか出ない。

(*1)優先でケーブルを這わすことを念頭においていたのだが、壁の中を1階から2階へ通す術を知らなかったため、無理やり2階へ通じる電話線を通常の電話回線から切断し、LANへ繋げた。また、通常の電話線は1対2線か2対4線のどちらかであったが、幸いにも2対4線であったため、10/100MbpsのLANとして流用できたのである。

また、ルーターからPC1及びPC2までの距離は約100m。

さて、速度の計測結果だが、LAN Speed Test (Lite)というネット上にあったフリーのLAN内速度測定ソフトを使って試している。

JFS524のスイッチングハブ使用時の1000MBのデータの速度の平均値が書き込み85.7979Mbps(93.25秒)、読み込み80.0243Mbps(99.97秒)であった。

LSW4-GT-8NSのスイッチングハブ使用時の1000MBのデータの速度の平均値が書き込み87.5846Mbps(91.34秒)、読み込み82.7467Mbps(96.72秒)であった。

これらは5回テストしたうちの平均値であり、誤差に近いものであるが、100MBしか物理的にケーブルの制限などで出せない場合の環境下などで多少なりともLAN内のスピードを出したい場合は、中継しているスイッチングハブを100Mbpsのものから1Gbps出るものに取り替えるのも良いかと思う。

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