IT用語 ら行

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当サイトで使われているパソコン用語をここに記していきます。

  1. リカバリー
目次

リカバリー

関連語:リカバリー、リカバリー領域、リカバリー パーティション、リカバリー メディア、OEMリカバリー

関連語2:リカバリー領域、リカバリーパーティション、OEMパーティション

意味:バックアップしてあるメディアからバックアップされた状態へOSを戻す事を前提としています。この場合、OSとはWindowsであり、バックアップされた状態=リカバリーとは主にメーカーが用意したリカバリーディスクやリカバリー領域からWindowsを元に戻す事を言います。

メーカーが言うリカバリーの意味

パソコンメーカーがリカバリーから初期化してください。という事を良くサポートセンターの方は言いますが、メーカーが言う初期化という意味は、メーカーが用意したリカバリーメディアやリカバリー領域からWindowsを工場出荷時(購入時)の状態へ戻すという事です。

メーカーのリカバリー メディアから初期化する利点

メーカーが用意したリカバリーメディアやリカバリー領域から初期化するメリットは、買ったときと同じ状態になるということです。

メーカーのリカバリー メディアから初期化する欠点

利点はあるものの、欠点は何か?それは、初期化する前に全てのドキュメントやメディア、ダウンロードしたファイル等必要とするものを全て外付けドライブ等やオンライン上にバックアップしておかなければいけないということです。

一般ユーザーの場合は自分のユーザーフォルダーの中のマイドキュメント、マイミュージックなどを全てバックアップしておけばよいだけですが、ほかにもブラウザーのパスワードやお気に入りの設定等多岐にわたります。

なお、インストールされているソフトウェアは購入時にインストールされているものでなければ全て削除されています。

一般的なリカバリー

一般的なリカバリーとはWindowsが行うリカバリーのことであり、Windows 10では[設定]→[回復]→[このPCを初期状態に戻す]から行うことができる。

この場合の初期状態というのはWindows 10をクリーンインストールした状態に戻すということであり、ユーザーが行った全ての設定、インストールしたアプリケーションやファイルは削除されている。

例外としてインストールされているPDFプリンターやアンインストールしきれなかったドライバーは残っている事がある。

一般的なリカバリー利点

手軽にWindowsをクリーンインストールと同じような状態にできる。

一般的なリカバリーの欠点

Windows 10の[このPCを初期状態に戻す]から初期化は手軽にWindowsを初期化し、クリーンインストールに近い状態にできますが、クリーンインストールほどまっさらな状態のWindowsにはならない。

インストールされていたソフトウェアはWindows付属のソフトウェアでない限りは全て削除されているので再度インストールをする必要がある。

ユーザー作成リカバリー

ユーザー作成リカバリーとはメーカーが作ったリカバリーメディアやリカバリー領域ではなく、ユーザー自身が作成したリカバリーである。

PCを作動すると「Windows 10」か「Recovery」を選ぶことができる。「Recovery」のメニューはユーザー自身で作成されたものであり、ここではRecoveryを選択する事でバックアップしたWindowsをインストールする事が可能になる。バックアップしたWindowsは設定等を全て施したWindowsがインストールされることになります。

ユーザー作成リカバリーの利点

Windowsに必要なソフトウェアや設定等を行った後にWindowsのバックアップ=リカバリーを作成するので自分の好きなようにカスタマイズできる。

また、好きなように設定できるのでブートメニューからリカバリープロセスを行う事も設定次第で可能になる。

ユーザー作成リカバリーの欠点

ユーザー自身でリカバリーメディアやリカバリー領域の作成、ブートメニューからリカバリー領域へアクセスし、リカバリープロセスを行う等もできるが、初めて行う場合はそれなりの知識と経験が必要になる。もちろん忍耐力も。

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