Windows 8は2012年10月に発売

Windows 8 Developer Preview Installation

Windows 8は2012年10月に発売

マイクロソフトによると、Windows 8の開発は今年の夏に終了し、デビューは10月になると

Windows 8では今までと同じIntel系プロセッサーと同時にARM系プロセッサーのも一緒に出す予定だ。アップルのiPadと同じような仕組みのタブレット端末を出すらしいが、インテル系のマシンでは40種類くらいあるのに対し、ARM系のマシンの初期デビューは5機種程度か以下になるとのこと。


何故10月か?

マイクロソフトは米国の会社だ。米国では10月はハローウイーン、11月はサンクスギビング祭り、12月はクリスマスと年末はラッシュが続く。そして、このラッシュが米国の景気を左右する一大行事でもある。Windows 7が発売されたのが2009年10月22日である。Windows 8も同じ用にするならば2012年10月22日に発売するのが濃厚だろう。

Windows 7のRTM(Release To Manufacturing)は2009年7月22日であり、リテールの発売日が2009年10月22日だった。同じ手法を取るならばWindows 8のRTMも7月頃でRetailのは10月頃になるだろう。また、Windows 7 SP1の出荷日は2011年2月22日であり、Retailから約1.5年経っている。Windows 8もSP1が出ることは同じような期間になるだろう。

他の理由として、現在のタブレット市場はアップルのiPadに独占されていると行っても過言ではない。もちろんサムスンのギャラクシータブレット等があるが、Windows 8はそもそもタブレットを意識して作られている。ホリデーシーズンに出せなければマイクロソフトの敗北は決定的なものになる可能性がある。マイクロソフトはそもそも、それは絶対に避けて通りたいはずである。


ARMと他機種

Windowsの事はWikipedia等で調べれば色々と出てくるが、Intel系以外のプラットフォームとしての採用はIA-32やItaniumを除けばかなり久しぶりに他のプラットフォームへ移植される。

現在のWindowsの系列は全てWindows NT系列である。そもそも、Windows NTの事を知らない人も多いだろうと思うが、マーケットに始めてWindows NTが出たのが1993年7月27日である。今年が2012年であるので、単純に19年程前になる。そして、なぜかうちにはまだWindows NTのフロッピーのインストールディスクがあったりする。(フロッピー自体もう既に廃れているが。)

Windows NTの時代、というよりはWindows NTはIntel互換のDEC Alpha、ARC互換MIPS、及びPowerPCへのサポートを広げた。通常のユーザーは使えればそれで良いというのがほとんどである。でも、アップル社のMacOSはIntel互換系ではなく、2006年迄PowerPC互換系列であった。

そして、1996年発売のWindows NT 4.0を最後としてDEC Alpha、MIPS 4×00 RISC、PowerPCへのサポートを撃ち切り、2012年にARM用と実に16年ぶりにIntel以外のプラットフォームをサポートすることになる。

下記はWindows NT 4.0がIBM ThinkPad 820で作動している動画です。ThinkPadといえばWindowsとIntelと思うでしょうが、これはIBM社が開発した短命のWindowsとPowerPCのコラボPCです。しかも、このThinkPad 800番台のPowerPCは恐ろしく値段が高かったらしいです。
http://www.youtube.com/watch?v=3bxJIA8hscI


bloomberg

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