BIOS搭載型の東芝のノートパソコンでは時たまBIOSに勝手にパスワードがかかってしまう事があります。本当にバッドラックという他ありませんが、通常ならCMOSバッテリーを抜いて差し込み直すと直ったりするのですが、CMOSバッテリーだけでは物足りずジャンパーピンをショートさせる必要があります。
目次
大体の症状
- 東芝製ノートパソコンの電源を入れる
- 黒い背景の青いダイアログ(吹き出し)に「RTCバッテリーが消耗しています」と表示され、設定画面でに行くにはF2を押して下さいみたいに出ます。
- しかし、設定画面(BIOS画面)に行くためには「パスワードを入力して下さい」と出ます。
通常はここでお手上げです。
ショートさせる方法
通常のデスクトップ型ならジャンパーピンをショートさせるのは簡単なのですが、ノートパソコン型は自分でショートさせるための配線を用意しなくてはなりません。
いらない配線がない場合は鉄製のクリップ等でも代用可能です。
さて、東芝Sateliteのモデルにより違いますが、ショートさせるピンはB500かJRST2501というピンです。
今回直したモデルは「P55-A5200」ですが、ショートさせる「JRST2501」のピンはRAMスロットを開けると大体そこら辺りにあります。
ショートさせるやり方は基本的にショートさせるジャンパーピンをショートさせながら電源を入れるというものです。ノートパソコンだとモニターを開けたまま行わなくてはならないので非常にやりにくいのですが間違えて違う所をショートさせないようにしましょう。
もちろん東芝に送って直してもらうことが可能ですが往復の送料と修理代がかかります。
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