前回早速インストールした「chocolatey」というWindowsのパッケージマネージャーで既にインストールしてあるVLCメディアプレイヤーをchocolateyを使って正常にアップデートできるかを検証。
もともとインストールしてあるVLCのバージョンは
- VLC media player 2.0.6 Twoflower
そして、今回chocolatelyのリポジトリにある最新のバージョンは、
- VLC 2.07
とりあえず、アップデートの為にコマンドプロンプトを管理者権限で開き、以下を入力する。
C:\> cinst vlc
正常にインストールが終了したと書かれていたので、VLCにてバージョンを見たら、まだ2.06のままだった。
どうやら、っというか当たり前だが、VLCを作動しっぱなしで新しいVLCをインストールしようとしたので、正常にアップデートはされなかったようだ。
とりあえず、再度VLCを終了してからアップデートしてみたら、
'vlc 2.0.7' already installed.
と怒られる。
でも、正常にアップデートされてないんだからもんく言われてもしょうがないよね。
しかたがないので、強制的にインストールさせようとする為に今度はコマンドを以下にする。
C:\> cinst vlc -force
そして、正常に終了した感じだったので、VLCを開いてバージョンを見たら、今度はしっかりと終了していた!
さて、今回このchocolateyを使用してみて思ったことといえば、Windows XPからやっている自動応答ファイルにてWindowsをインストールするときに色々なアプリも一緒に自動的にインストール的な事を思い出した。
コマンドプロンプトのコンソールから見て取れるのは、このchocolateyというのは以下という事、
- chocolateyのアプリケーション自体かchocolateyが管理しているリポジトリに最新バージョンを問い合わせる。
- そしてインストールしようとしている同名のファイル名(Upper case及びLower caseが合っている場合)インストールを遂行しようとする。
- 既に一度、インストールしようとしているアプリケーションをダウンロードしようとしていても、新たにまたダウンロードし直される。
- そして、アプリケーションをインストール時にサイレント因数をつけてインストールしようとする。
システム管理者にとってみれば使い安い側面もあれば、細い回線を使っている環境の場合は、回線を使用しまくりであまり効率的ではないと言える。しかし、Linuxのapt-getやyumと同じように考えるならばchocolateyは面白いアプリケーションと言えると思う。
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